消防操法(しょうぼうそうほう)とは、日本の消防訓練における基本的な器具操作・動作の方式。総務省消防庁の定める『消防操法の基準』に基づく火災消火を想定した基本操作の訓練である。第二次世界大戦後から、主に消防団の訓練形式として本格的に行われている。
意義
基本的な操作の習得を目指すことを目的としている。
- 規律ある動作及び的確な命令・行為の伝達:騒音、火災で混乱しがちな現場において正確な操作と、命令系統を遵守した行動を行う
- ポンプの基本的操作の習得:正確なポンプ操作・水圧管理(過剰な水圧で送水しないことは筒先員の安全確保にもつながる)、給水時の給管接続・投入における落水、ずれ落ちへの注意点
- 火点への正確な放水:危険を伴う放水中の筒先員交代の手順
- 乗車時、降車時の動き:現場における安全確認
- ホースに沿って走るということは、何本もホースが走っている現場において自分たちの出しているホースを見失わないため
羽島市消防団のYouTubeチャンネルにて操法隊の訓練の様子を公開しております。